2017年2月11日〜12日に冬合宿（山梨県加賀美ＦＡＣで）へ行ってきました。
2月11日
参加者７名、まずまずの人数です。小寺選手は久方ぶりのフィールドアーチェリー。
5人の先発グループは、花小金井6時発で山梨県加賀美アーチェリー場を目指しました。近藤副会長と新敷神様は後発組で11時発予定。
相模原-大月付近の山は林が霧氷で真っ白(綺麗)冬景色。大雪の期待は高まりましたが山梨側の方が山の雪は少なかった。
8時過ぎに到着し、コーヒーを頂いて、いざ雪の中へ：
雪の表面の結晶がキラキラ光り宝石みたいでしたヨ
天候はぴーかん晴れ。お昼頃はポカポカ陽気で日向ぼっこ日和でしたが、朝と午後も３時過ぎると空気が冷えて、ホッカイロ欲しい「冬」でした。 空は真っ青で雲一つだけ、サングラスほしい。雪は夜の氷点下で固く締まって歩行は楽々、アンマークコースの1-2箇所雪の深いところがあった程度で、雪上のスッテンコロリは的の裏へ矢を取りに行った1人くらいでしょうか？
鹿足跡、ウサギ足跡多々あり(熊はいませんでした)。
事件簿1『バッグお忘れ事件』
さて、昼食親子丼を平らげ午後のラウンド開始時間になっても、仕事の都合で昼前出発となった後発2人組が到着しません。「連絡もしないでどこにいるの」イライラがつのります。
やっと入った連絡では「談合坂にバッグを忘れたので取りに戻る」とのこと。
“あぁ〜、新敷神様ヤッチャッタネ”．．．みんな無事バッグが見つかることをそれぞれの神様に祈りました。 ブリちゃんは神様の物まね上手「気が付いたらネ、忘れちゃってたぁ」(笑)
午後のラウンドを終えて戻ると、お二人も無事ご到着：
新敷神様に「バッグは？」「あったよ」 あぁよかった！！！
「どこに忘れたの？」「談合坂SAの外のテーブル」．．．．
「神様みんな心配してたんだよ」．．．「え〜、僕じゃないよ」．．．「なんだって？まさかのK副会長さん？？」
「何やってんのよ」 「えへへへへ」
ブリちゃんは神様の物まねまでやってたのよ：失礼しました。
「どこで気が付いたの？」 「7/11で」7/11のコーヒーしか飲まないKさんが7/11に立ち寄って初めてバッグがないことに気がついたそうです。どこの7/11？ 一宮御坂IC降りたところ
山梨県笛吹市御坂町金川原1167?1 セブンイレブン 一宮御坂インター南店でした。
もう加賀美アーチェリーへはあと9km(全行程約102km)でしたが、35km戻って談合坂SAへ。まあ気が付いてよかったというべきでしょう。
ご存知ですか？ 談合坂SAは上りと下りは別SAで2km離れています。
上りSAでは下りSAに忘れたバッグの情報はわからず、歩いて下りSAへも行くことも出来ません。
更にもう10km東京方面へ戻って上野原ICで一旦高速を降りて再度高速に乗りなおしです。
談合坂下りSAの屋外テーブルに、バッグはジッと持ち主の帰りを待ち続けていたそうです。健気ではありませんか。みんなの感想：「ここが日本でよかった、イタリア、クロアチアでは絶対なくなっている。現金なんか絶対取られて当たり前」。この寒い中、屋外テーブルを利用したおかげ様でしょうか？？？
45km×2回、ほぼ2倍の距離のドライブご苦労様でした。燃費良好な新車AQUAでよかったネ。
最も反省すべきは、お忘れ物主は神様と決めつけた我々です。
74歳ご高齢ではありますが、決してバッグ、財布を忘れたりはしないのです。見習いましょう。
2月12日(2日目)
習い始めて3年目、もはや恒例となった加賀美親父のアコーディオン奏
「ミカンの花が咲いている」他3曲を聞きながらコーヒーをいただいて：
太っておいしそうな兎も檻の中で寛いでいました。
7人フルメンバーでマークコースラウンド。 夏とは違った雪中的景色。皆さんスパッツ姿が堂に入っています。
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もう1枚：45度以上、真下への打ち下ろし。長いリカーブでは腹を引っ込めないと射てません。
事件簿2『ロストアロー』
今回、ロスト矢は2本発生、ラウンド終了後捜索隊が組織されました。捜索隊は雪掻きスコップ3本を担いで現場へ向かいました(制限時間1時間)。
１本目はSKさんサイト合わせ忘れ：OUT8番50ｍをOUT7番のサイト30mのまま射ったため的手前の雪に打ち込んだに違いないとみましたが、矢が入った痕跡は？？ 的の前は雪が固く厚く、どうも雪底まで潜ったようです。 捜索隊は用意したスコップ３本で入れ替わり立ち代わり的前の矢路を10-20mにわたって掘り返すこと約20分、小寺隊員が的の数m前で土まで届いていた矢を発見。運よくスコップに傷つけられることもなく無事無傷生還です。
あきらめかけていたSKさんは感激して、昨日いったんはあきらめた、IKさんのロスト矢を絶対見つけてやると誓うのでした。
２本目のロスト矢はアンマークIN6番、IKさんの矢が藪に飛び込んだような音で的上に外したと考えられます。
IKさんはこのアンマーク6番で皆さん35m程度で射ったのに一人40m越えの設定で射ちました。
この距離はOI神のご託宣があり、SK選手が前回その「お告げ距離」を検証して信頼できるとしていたにもかかわらず、IKさんは自分の感覚を捨てきれなかったのです(アーチャーにはありがちなこと？)。IKさん、2,3本目はさすがに不承不承「お告げ」距離を守って的中、無事入信、信者になりました。
的の裏手は藪、その先は小川。方向を再確認したり跳ね返りを想像したり、捜索隊員はそれぞれ自分勝手な想像と推理に従って全く組織的でない捜索を展開しましたが、疲れはて、捜索時間の期限も切れかけた１３時４５分、新敷捜索神が10ｍ以上も離れた小川の中、川底の砂に刺さった矢を発見。これも無傷で回収できました。
2本とも回収できて、小平市捜索隊の完全勝利です。他にこの捜索の間に数本の打ち捨てられた矢を拾いました。有名なCP選手の名前入りの矢もありました(あの矢はどうしたのかな)
水の中の矢を確保するIK隊員、これも全く無傷でした。
3射×12コース×3ラウンド、雪中行軍は結構疲れていましたが、全員満足して記念撮影
ここで 事件簿3『携帯がないよ』
さあ帰ろと荷物を車へと思ったら、TA神様「あれぇ携帯がないよ」
神様の番号に掛けてみても応答なし。用具小屋まで行ってみたら元気に呼び出し音が鳴っていました。
ああ神様せっかくバッグ騒動で確立した名誉が．．．．やはり元に戻ってよかったのでしょうか。
皆様お疲れさまでした。楽しかったですネェ。
帰りも談合坂SAでお土産買いました。これも合宿の楽しみの一つです。
ご家族、クラブの皆様への『愛』を忘れては次がありません。
夏はもう一度10名超えでBBQをやりましょう。
事件簿4『財布がないヨ』 これは参加メンバーも知らない番外編・内緒の話です。
無事に祝迫Boss車で帰宅したMF君、お土産渡して洗濯物出して「あれ、財布はどこだ」「談合坂でお土産買った。車の中でレシート財布に入れたよ」もう一度洗濯物全部、ポケットの中、玄関、靴の中、アーチェリーバッグの中。あぁ無いぞ。「財布の中はカード、現金、レシートのはず。カード再発行は2週間？1か月？ 幸い免許証は別にしてた」「祝迫ボスに聞くのは最後にしよう」と思った時電話が鳴りました。祝迫さんから。ああやっぱり：最悪の展開。案の定「K副会長を笑っていられませんねぇ」
その通りです。見つかってよかった。酒でも飲もう。